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モルタル外壁の特徴

2024-01-30


現在の住宅外壁はモルタルとサイディングの2種類が主流になっています。
今回はモルタルの機能に加え、メリットとデメリットをご紹介します。

モルタルの構造

モルタルは、砂とセメントと水を練り上げた建築材です。
耐火性があり、日本の一戸建て住宅では一般的で身近な外壁材と言えるでしょう。

モルタルの種類

モルタル外壁の中にもいくつか種類があります。モルタル外壁の種類についてご紹介します。

タイル

塗料を塗った後、半乾きになったところでローラーを転がすため、仕上がりがつるつるした感じになります。
シリコンやフッ素を上塗りして耐用年数を上げるのが基本です。

リシン

表面に細かな粒があり、手で触るとザラザラしています。
表面がザラザラになるのは、塗料を吹き付ける際に小さな砂も一緒に混ぜて吹き付けるからです。
表面が細かくデコボコしてるため、汚れやすくカビが生えやすい問題が生じます。

スタッコ

リシンとは違ったザラザラ感を持つモルタル外壁です。
スタッコは少し厚いデコボコが目立ち、耐用年数は長いですが、塗り替えの仕上がりが難しいといった点もあります。

ジョリパット

塗料と砂を混ぜて作った壁材を塗布して仕上げます。
他のモルタル外壁と違ってデザインをオシャレにしやすく、デザイナーズマンションなどに用いられることが多いです。

モルタル外壁のメリット

デザイン性が優れている

モルタルは、模様をつけたり型をくり抜いたりタイルを貼るなど、外壁をデザインできます。

耐久性が優れている

台風などによって巻き上げられた飛散物がぶつかっても、簡単に破損しない強さもモルタル外壁のメリットです。

シーリング劣化の心配がない

サイディングボードのようにつなぎ目がないため、シーリング劣化を気にする必要がありません。

モルタル外壁のデメリット

防水機能がない

モルタル外壁は防水機能を持たないため、水を吸った外壁は急速にもろくなります。
なので、塗装で防水機能を持たせる必要があります。

ひび割れが起こりやすい

モルタルは乾燥収縮を起こしやすいため、ひび割れが起こります。
モルタル外壁は必ずひび割れを起こすと考えていた方がいいでしょう。

汚れが目立ちやすい

モルタルの外壁は、仕上げが一般的に淡色系である場合が多く、汚れが目立ちやすくなります。

モルタルの塗りかえ時期の目安

きちんと定期的なメンテナンスをすることで機能性を十分に維持できる壁材です。
メンテナンス時期を見極める方法についてご紹介いたします。

チョーキング

チョーキング現象は塗膜劣化を原因とした症状です。
このチョーキング現象の起きた塗装は防水効果が低下している状態なので、塗り替え時期の目安となります。

クラック

クラック(ひび割れ)は防水性や耐久性を低下させる原因なので、目立つような場合には、メンテナンスの時期となります。

カビ・コケの発生

日光が当たりにくい壁に、カビやコケが生えやすいです。
モルタル壁は劣化すると水を吸収しやすくなり、湿気でカビやコケが発生します。
このようなカビやコケが目立つようになってきたら塗り替え時期です。同時に殺菌処理をすることをお勧めします。

まとめ

モルタル外壁は毎日のように紫外線や雨水にさらされて、徐々に劣化していきます。
特に問題がないように見えてもきちんとチェックをし、劣化症状が確認された場合には業者に診断を依頼し、施工も専門の業者に依頼することをおすすめします。

 

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